以前、犬を飼っていたので、山で遊んでいるとよくダニがついていました。
正確には「フタトゲチマダニ」、今話題の「マダニ」です。
犬の身体に、小さな赤いゴミがついているなと思うと大抵マダニで、血を吸う前は、結構身軽でノミみたいに跳びます。
犬の目の周りや、耳の中、お腹など、柔らかい部分に噛み付いて血を吸い膨らんでいるので、マダニ取り用の「マダニとりピンセット」でつぶさないように引っこ抜いていました。
自分も噛まれたことがありこのピンセットが役に立ちました。マダニに噛まれた周囲はセメント物質で硬くなっており、しばらくカユミがとれませんでした。
捕獲したダニは、ガムテープで封じ込めて燃えるゴミに出します。

透明テープに封じ込めて標本にして集めていたこともあり、「これなに?」と生徒に聞かれると、「ダニ、だぁに~」とギャグにしていましたが、マダニが原因で人が亡くなった人がいるとなると笑ってもいられませんね。
この標本をスキャナーで高解像度でスキャンしたのが下の写真で、血を吸う前の表と裏です。


フタトゲチマダニ (表)


フタトゲチマダニ (裏)

犬から落ちて、歩いているところを発見し撮影したのが下の写真です。パンパンに膨れています。


フタトゲチマダニ 1


フタトゲチマダニ 2

ウイルス保有状況等、未解明な部分も多いようですが、発症すれば致死率10%以上(!?)の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に「日本紅斑熱」「ライム病」「ダニ媒介性脳炎」と感染症も多く、春に山菜取りに山に入るときは要注意です。
長袖、長ズボンはもちろんですが、靴や靴下に跳びつくこともあり、足元からの侵入を防ぐためにはゴム長靴が一番です。